楽しく強迫性障害

強迫性障害は全然楽しくないです。なおさないと…というプレッシャーを下げるためにあえて。

普通のことができない病

鬱とか人格障害って、普通のことが普通にできれば、克服できます。



例えば、エネルギーが落ちてる時は休む


回復して来たら、負担にならない程度の軽い運動


刺激になる人間関係から離れる、もしくは相手を刺激しない


自分の情緒は自分でコントロール


ストレスがたまったらこまめに解消



助けが必要な時は適度に頼って適度に諦める



断らないといけないことは断る


偏った食生活をしない


不安定な時は環境を変えない


自分で決めたことは責任を取る






こういうことを守ってれば、健康は自然に時間をかけて回復します。



ただ、こういった普通のこと、が、できない人にはものすごく難しいです。


人に頼ることが当たり前になっている人



人と諍いになることが日常になっている人



自己管理の仕方がわからない人


自分の体調に自分で気付かない人 


自分のストレスに自分で気付かない人



普通、が難しいから、問題を解消できません。



基本的に、環境に振り回される人は、環境を支配して自分が幸せになろうとします。


これはトラブルメーカーになる場合のみでなく


自分がトラブルメーカーに嫌われないように不要な責任の肩代わりをしている場合も


服従という形で他人の行動を支配しています。


ちょっと難しく言いましたが、


だめな時はだめ。できることだけやる。


と腹を括れない人は、追い込まれますよね。


追い込まれてから考えるのでは遅いので、だめになった時の対応は用意しておくのが安全……。


えっと、何を言いたかったのかと言えば、


普通じゃないことって、意外と起こってしまうんです。


普通じゃないことが起こった時、普通じゃない対応で無理に問題を抑え込むと、トラブルになります。


これが共依存です。


依存症であろうと共依存だろうと、問題は同じなのです。


普通のこと、ができれば、問題は消えます。


だけど、この、普通の感覚を育て、元持っていた普通じゃないストレス対応を、手放すこと


これが難しいです。


2年くらいは、脳が依存していた時の異常な興奮状態を求めて、依存を再発させようとするそうです。


2年くらい耐えられたら、段々神経系が興奮しないように変わっていくとか。


だからですね。時間はかかってしまうものなのですね。


依存症、共依存の人は、どこか考え方に幼いところがあるので


即効性がある解決を考えたがるのですが


基本的に即効性があるものは危険です。


というか、即効性があったとして、


神経可塑性があるので、元に戻ろうとする力は働きます。



だから………時間は必要でした。



常識の覚え直し自体も、時間かかりました。


骨の折れる体験でした……。