劣等感の強い者同士で惹き合う
前回のブログでも書いたのですが
いじめの被害に遭うことが多いです。
単純に気が合わない、対人関係にコンプレックスを感じている者同士の諍いなのですが
加害者は自己愛性人格障害の傾向が強い人です。
私の家族が自己愛性人格障害と発達障害のどちらかを患っている人物しかいないので(姉だけ健常)
外の世界でもやはり克服していない対人問題で詰みます。
自己愛性人格障害の人は一見コミュニケーション能力が高いので、敵にするとこちらが追い込まれて行きます。
しかし、人格に偏りを抱えていて、劣等感の強い状態の人たちなので
発達障害など明らかにコミュニケーションに苦手意識がある
孤立した人に加害者本人が依存している場合が多いです。
はっきり言ってしまうと、ばかにして虐げても逃げて行かないほど無力な人にしか、本心をさらけ出せないくらい臆病な人たちなのです。
そして、いじめている被害者に何故か無償で愛されている、尊敬されていると誤解するのも自己愛傾向のある人々です。
自己愛性人格障害の傾向が強くなるとこの妄想度合いは上がって行きます。
実際、被害者側も逆上されるのが怖くて曖昧な態度を取っているので、誤解させてしまうのは仕方ないところもあるのですが…。
そして、実情では、被害者体質の人自体が加害性がある人物に自分から近付いて行くことも多いです。
自分の親が自己愛性人格障害だった場合、反発しているが親を見捨てられない心理状態の人が被害体質になるので
他者にもそのコンプレックスを投影して、わざわざ自分から危ない人に関わりに行くのです。
こうして書いてみれば、自己愛性人格障害の人物が被害者から尊敬され、愛されていると妄想するのは、あながち妄想ではないのですが
嫌なのに離れられない、という実情が、加害者と被害者の認知のアンビバレントなところですね。
結局は、自己肯定感が低いから自分に加害を断る権利がないと誤解している者と
自己肯定感が低い故に、他者を阻害することでしか安心を得られない病人同士の殺し合いなのです。
よくある間違いは、加害者も病的な存在であることがわからないで
被害者が加害者に報復したがることですね。
加害者側は精神的に困窮した状態なので、報復は危険です。
そして、自分も暴力という加害行動に出てしまっては心の健康を失って行きます。
結果を言ってしまえば、泣き寝入りが一番自分のためになるんですよね。
ただ泣き寝入りで終わりにせず、加害者から離れ、自分で傷を癒やしていくのが大切ですね。